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体質遺伝で痛風になるのは稀 でも環境遺伝に気をつけよう

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遺伝
「親が痛風だと自分も痛風になりやすい」というのは事実です。でも、それは遺伝だからとは限りません。体質的な遺伝がなくても、食事や生活習慣が似ていることで痛風を発症しやすくなるのです。

遺伝で痛風になるのは稀

痛風の原因には、食事・運動・ストレスなどの環境要因と、痛風になりやすい体質的な要因の2つがあります。

前者は、痛風が生活習慣病と言われる所以で、痛風になる人の多くがこのタイプです。

後者の痛風になりやすい体質というのは、痛風を引き起こす原因である尿酸値のコントロールがうまくいかない人です。

親や兄弟に痛風患者がいると痛風を発症するリスクが2倍になるというデータもあり、親族に痛風患者がいる人は、自分の痛風の原因は体質的な遺伝なのではと考える人もいます。

確かに、痛風になりやすい体質(尿酸値コントロールがうまくいかない)は遺伝することがあります。

ただし、遺伝そのものが痛風の原因となるケースはごく少数派です。通常は遺伝する場合でも、「尿酸値の排出が人よりもされにくい」程度の弱い遺伝です。

遺伝的な体質をお持ちの方でも、痛風を発症する原因のほとんどは、環境的要因と体質的要因の複合要因です。

人よりも痛風になりやすい体質であっても、食事や運動などに気をつけることで、痛風の発症を抑えたり、高尿酸血症を改善していくことは可能です。

体質的遺伝だけでなく環境的遺伝に気をつけよう

環境的遺伝というのは造語ですが、食生活や生活習慣が親と似ているから、痛風を発症しやすくなるということも考えられれます。

肉や魚中心の食生活、運動をあまりしない、ストレスをためやすい生活環境などの生活習慣を共にすることで、まるで遺伝のように痛風を発症してしまうことも十分に考えられれます。

むしろ、痛風患者全体に占める原因のほとんどが生活習慣であることを考えると、親が痛風だと自分も痛風になりやすいというのは、環境的「遺伝」の要素が強いのかも知れませんね。

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