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尿酸値を下げる超基本!二度と痛風発作を起こさないためにできること

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痛風発作を経験した人でも、一度発作から回復するとすっかり痛みを忘れるのが人間というもの。しかし、当時の痛みを思い起こせば「二度とあんな痛みは味わいたくない!」と思うはずです。

痛風発作の予防は尿酸値のコントロールにかかっています。痛風発作が起こる前に、地道に尿酸値を下げる習慣を身につけておけば発作になるリスクは改善されるはずです。

今回の記事では尿酸値を下げる方法を紹介します。どれも習慣化してしまえば難しいことではありません。「また痛風になるかもしれない!」という恐怖から解放されましょう!

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1. 尿をコントロール

尿が酸性に傾くと、尿酸が尿に溶けにくくなり、尿酸の排泄がうまくいかなくなります。

尿が酸性に傾くと、高尿酸血症が改善されないのはもちろん、結石ができやすくなり、尿路結石や腎臓病といった合併症を引き起こす可能性もあります。そのため、尿が酸性に傾むき過ぎないようにコントロールすることがとても重要です。

尿をコントロールする方法は2点です。

水分を1日2リットル摂る

尿が酸性に傾くのを防ぐ方法として、尿の量を増やすことが挙げられます。尿の量が増えれば、単純に尿酸が溶ける溶媒が増えることになり、より多くの尿酸が溶けるようになります。

1日に摂取する水分の目安としては2リットルです。しかし、糖分の多いソフトドリンクやアルコールは水分摂取にはなりません。
 
糖質やアルコールを含まない水、お茶で水分摂取するようにしましょう。

尿をアルカリ化する食品を摂取する

尿は摂取する食べ物によって酸性化したりアルカリ化したりします。

酸化すると尿酸は溶けにくくなりますが、逆にアルカリ化すると尿酸は尿に溶けやすく、体外に排出されやすくなります。
尿をアルカリ化する食品を積極的に摂取することで、尿酸値を下げる効果も期待できるのです。
 
尿をアルカリ化する食品、酸化する食品は下記の通り。
■尿をアルカリ化する食品(アルカリ化能力が高い順)

  • ひじき、わかめ、昆布などの海藻
  • 大豆
  • ほうれん草
  • ごぼう
  • さつまいも
  • 人参
  • バナナ
  • キャベツ

■尿を酸化する食品(酸化能力が低い順)

  • 豚肉、牛肉
  • 鶏肉
  • 精白米
  • さんま、あじ、いわし
  • 穴子
  • 芝えび、大正えび

2. 運動をする

肥満は尿酸の排泄を妨げるため、尿酸値を下げるためには体重を正常にする必要がありますBMIが基準値よりも多い肥満の人は、軽度の運動を心がけ、肥満改善に取り組みましょう。

BMIの算出方法

体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=MBI
 
MBIの数値によって、肥満度が判断できます。

30以上→肥満
25以上30未満→軽い肥満
18.5以上25未満→普通体重
18.5未満→やせ
 

軽度の運動ってどんなの?

きつい筋トレや長時間のジョギングなどは、かえって尿酸値を増やしてしまうので、高尿酸血症の人には不向きです。
 
じゃあ、軽い運動ってどんなことすればいいの?って感じがしますよね。
ここで言う軽い運動は、ズバリ、ウォーキングです。
 
軽く息があがるくらいのウォーキングを習慣化しましょう。運動時間は30~40分程度、週に3~5日程度取り入れることをおすすめします。
 
少し早起きする、ひと駅分歩く、こまめに階段を使う、帰宅後に動く、などなどこまめにカラダを動かす工夫を加えて、習慣化しましょう。
 
運動は肥満防止だけではなく、ストレス発散にもなります。楽しいと思える範囲で行うことが重要です。

3. プリン体制限は必要?

痛風患者にとっては必要不可欠に言われてる食事によるプリン体制限ですが、現在はプリン体制限は治療の主流ではなくなってきているようです。
 
特に野菜のプリン体はほとんど体外に排出されるので、気にしすぎる必要はないでしょう。それよりも、肥満を防ぐため、高脂肪の食事や食べ過ぎを避けるようにしましょう。

プリン体と痛風の関係、痛風発作の予防についてはこちらの記事も参照にしてください。プリン体は悪者ではなかった! 痛風になる本当の原因とは?

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