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納豆は痛風によくないはウソ むしろ納豆を積極的に食べたい3つの理由

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納豆が痛風にはよくないという話を聞いたことがありますか?

健康食品の代表格である納豆が、痛風によくないと聞くとびっくりしますよね。

でも安心して下さい。納豆が痛風によくないというのは、根拠のない話です。

今回の記事では、どうして納豆が痛風によくないと言われてきたいのか、むしろ適切な量の納豆は痛風対策によいというお話をさせていただきます。

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納豆が痛風によくないと言われてきた理由

痛風に納豆がよくないと言われてきた背景は、納豆には痛風の原因となる尿酸値を上げるプリン体が多く含まれるからと言うものでした。

確かに納豆には100g当たり113.9mgのプリン体が含まれていて、これは豚肉のヒレと同じくらいの量です。

しかしこれは数字のマジックです。納豆1パックの標準量は40g程度で、実際の納豆1食当たりのプリン体摂取量は53.1mg程度となります。

これは決してプリン体が多いと言える量ではありません。プリン体の摂取量を計算する場合、100g当たりではなく、食品当たりの標準摂取量で考える必要があります。

また、同じプリン体でも肉・魚と野菜類ではプリン体の体内での吸収のされ方が異なると言われています。納豆は野菜ではありませんが、肉・魚と同列に考えなくてもよいでしょう。

究極的に言ってしまえば、過剰な摂取をしない限り、食品に含まれるプリン体はさほど気にしなくてもよいと言われています。食物から取り込まれるプリン体の量は全体の20%程度で、尿酸値にあまり影響しないというのが最近の研究結果です。

事実、厳しい食事制限をしても尿酸値はほとんど変わらないというのが実態です。

痛風に納豆が効果的な3つの理由

納豆は痛風によくないどころか、むしろ痛風予防にはよいと考えられる点がいくつかあります。3つほどご紹介します。

植物性たんぱく質を摂取できる

納豆を積極的に食べたい理由の1つ目が、納豆は植物性たんぱく質が豊富であるということです。

痛風になると医師から肉や魚の食事制限を指導されることもあるかと思います。動物性タンパク質は尿酸値を上昇させるためです。

痛風予防のためには、肉や魚の制限は仕方ない側面もあるのですが、心配なのがたんぱく質不足です。

それをカバーするのが納豆です。納豆は植物性たんぱく質がたっぷりで、肉・魚の食事制限によるたんぱく質不足を補うことができます。

アルカリ性食品である

納豆を積極的に食べたい理由の2つ目が、納豆がアルカリ性食品であるということです。

痛風予防には、尿をアルカリ化することが大事です。

痛風の原因となる尿酸は、アルカリ性の尿に溶けやすく、尿がアルカリ化することで尿酸の体外への排出が促進されます。

尿酸の産生を抑制する葉酸がたっぷり

納豆を積極的に食べたい理由の3つ目が、納豆には葉酸が多く含まれているということです。

葉酸というと妊婦によいというイメージがありますが、実は葉酸は痛風にも効果的なのです。

葉酸には、尿酸をつくるキサンチンオキシダーゼという酵素の働きを弱める効果があるのです。葉酸を摂取することで尿酸の生成を抑えることができます。

なお、葉酸には、尿酸結晶を溶かす作用もあると言われますが、そのためには葉酸を大量に摂取する必要があり、その効果は現実的ではありません。


このように、納豆は痛風によくないどころか、適切な量の摂取は痛風予防に効果的です。

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