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生活習慣の改善だけで痛風は完治するのか

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痛風は完治が難しい病気と言われています。中には、痛風は完治しないと言い切る医師もいます。

一方で、痛風を完治もしくは薬を使わずに再発をさせていない方もいらっしゃいます。

痛風は完治できない病気なのでしょうか?

結論から言えば、努力は必要ですが、薬を使わずに痛風を再発させないことは可能であると考えます。

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進行が浅ければ、薬なしでの痛風の再発防止は十分可能

痛風患者の多くは、生活習慣です。暴飲暴食、運動不足、ストレスの多い生活。このようなことを長年続けてきた結果として、高尿酸血症が進行し、痛風発作を引き起こします。

高尿酸血症の程度がそれほど進行していなければ、生活習慣を改めることにより、尿酸値を改善し、痛風発作を再発させないようにすることは十分に可能です。

ただし、高尿酸血症が長い時間をかけて進行するように、それを戻すにはそれなりの時間が必要なことは覚悟する必要があります。

3ヶ月、半年で薬が不要になるものではありません。

高尿酸血症の程度によりますが、数年の生活習慣の改善を続け、医師の指導の元、痛風の薬をやめていきます。※個人の判断で投薬を中止するのはやめましょう。

痛風が完治するかどうかは関係なく生活習慣の改善は必須

痛風は耐え難いほどの痛みです。しかし言ってしまえば、たかが痛みです。1週間も我慢すれば元の生活に戻れます。

そのため、痛風を軽視し、薬を飲んで尿酸値を下げとけばよい、いざとなればコルヒチンで予防すればよいと考える人は少なくはありません。

確かに、現在は痛風発作を防止するための尿酸値を下げる薬が開発され、薬さえ飲んでおけば痛風発作を防ぐことはほとんどできます。

しかし、痛風リスクのバロメーターである尿酸値の高さは、あらゆる生活習慣病のバロメーターでもあります。尿酸値が高い人は、痛風だけでなく、糖尿病、高血圧、心臓病などの病気にもなりやすいのです。

薬で見た目上の尿酸値を下げても、生活習慣を変えずにいれば、痛風以外の生活習慣を引き起こしてしまう可能性があります。

痛風の激しい痛みというのは、このままでは糖尿病などの死にもつながる可能性のある生活習慣病を引き起こしてしまいますよ、という身体からの有り難いシグナルなのかも知れません。


遺伝的原因の場合、投薬は必要

生活習慣に関係なく、遺伝的な体質が原因で尿酸値が高い(高尿酸血症)の方がいらっしゃいます。

そのような場合、生活習慣の改善だけで痛風の再発を防止するのは難しいのが現実です。そのような場合、痛みで生活の質を損なわないよう、尿酸値を下げる薬を使っていきましょう。

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