*

尿酸値が下がったら尿酸値を下げる薬は飲まなくてもいいの?

公開日:

尿酸値を下げる薬を飲み始めたら、尿酸値が5.7mg/dLになりました!もう薬をやめていいですよね?
今、薬をやめたら元に戻って痛風発作を再発するわよ。
どうしてですか?
今、尿酸値が下がっているのは薬の効果にすぎないの。マナブ君の関節には、まだまだ溶けきっていない尿酸の結晶がたくさんあるの。溶けきるまでは薬をやめてはだめよ。
どのくらい薬を飲まなくてはいけないんですか?
食事療法などの努力次第だけど、最低2年間は飲んでほしいわ。それくらい飲み続けて、尿酸降下薬をやめても尿酸値が上がらないようであれば、お薬を減らしたり、やめられるかも知れないわね。頑張りましょう!

スポンサーリンク

尿酸降下薬をやめると尿酸値は再び上昇します

尿酸降下薬を飲むと、高かった尿酸値は劇的に下がります。関節内に溜まった尿酸塩(尿酸の結晶)を溶かすため、痛風治療では、尿酸値目標を6.0mg/dL以下になるよう薬でコントロールします。

痛風の治療を開始すると、マナブ君のように尿酸値が6.0mg/dL以下になることも多いでしょう。尿酸値が簡単に下がったことに喜び、尿酸降下薬を自分の判断でやめてしまう痛風患者さんは多いようです。

しかし、これは大変危険です。尿酸値が下がっているのは薬の作用に過ぎません。数ヶ月の服用くらいでは、痛風発作の原因となる関節内の尿酸塩は溶けきれません。

痛風発作を起こすくらいの尿酸塩は、何年もの時間をかけて形成されたものですから、当たり前と言えます。

薬をやめられるのはどんなに早くても2年間

生まれつき、尿酸の排出がされにくい体質だったり、高尿酸血症がかなり進行してしまった場合は別ですが、生活習慣を原因とする痛風で、まだ高尿酸血症がそれほど進行していない場合、生活習慣を改善することで、痛風を完治させることは十分に可能です。

その場合でも、痛風の原因となる高尿酸血症を完全に治療するまでに、最低2年程度は必要です。通常は、完治できる人でも10年近くかかるでしょう。これまでのつけが溜まっているので仕方ありません。痛風が一生の付き合いと言われるのはこのためです。

治療期間中に痛風発作を起こさないように、医師の指導の元に、適切な量のお薬を服用しましょう。また、絶対に自己判断で薬をやめることがないようにしましょう。

痛風クリニックメインコンテンツ

このページの先頭へ