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いずれ10倍に!? 女性の痛風が増加している理由とは

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女性は女性ホルモンの働きで痛風になりにくく、日本の痛風患者における女性の割合はたった、1-3%程度と推定されています。

女性の痛風は、遺伝的な体質が原因であることが多かったのですが、最近では生活スタイルの欧米化が要因と考えられる女性の痛風患者が増加しています。

今回の記事では、女性が痛風になりにくい理由、痛風と間違えられやすい女性に多い病気、女性の痛風の原因をご紹介します。

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女性が痛風になりにくい理由は女性ホルモンのおかげ

痛風の原因は、体内の尿酸の量が過剰になるためです。

女性ホルモンには尿酸の排出を促進する働きがあり、そのおかげで女性は男性に比べて尿酸値が低く保たれ、痛風になりにくいのです。

男性と女性の平均的な尿酸値の差は1.5mg/dL程度あります。痛風発症リスクにおいてこの差はとても大きいと言えます。

女性ホルモンに尿酸の排出を促進する働きがあるのは、閉経後の女性の尿酸値のデータから明らかです。

閉経後に女性ホルモンが減少すると、女性も尿酸値が男性の水準に近づくのです。

その痛みは本当に痛風?

足の指などに強い痛みや腫れが生じ、「女性でも痛風になることがあるのだろうか」と気になり、この記事にたどり着いた方もいらっしゃると思います。

あなたの痛みは本当に痛風でしょうか?

実は、痛風の症状によく似た病気がいくつかあります。女性の場合は、まずそちらを疑ったほうがよいでしょう。

痛風の症状によく似た病気として、偽痛風、関節リウマチ、変形性関節症、外反母趾などがあります。

病気の内容によって治療方法が異なりますので、勝手に自己判断せずに、すぐに病院で診察を受けましょう。

若い女性の痛風の原因は、遺伝的な体質が考えられる

痛風になりにくい女性でも、20代の若さで痛風を発症することがあります。

若い女性で痛風を発症する場合、普通の人よりも尿酸の排出量が少ないなど、体質的な要因が考えられます。

この場合、男性に多い生活習慣を起因とした痛風とは異なりますので、生活習慣の改善だけで痛風の発症を抑えるのは難しいと言えます。

痛風外来等できちんとした診断・検査を受け、ご自身の体質に合った薬を処方してもらう必要があります。

生活スタイルの欧米化で女性の痛風患者が増加

戦前まで、日本において痛風は非常に稀な病気でした。現在では痛風患者数は欧米を抜く勢いです。特に、女性の痛風患者数が増加傾向にあります。

日本において、特に女性において痛風患者が急増している理由として、次のようなことが考えられます。

  • 食生活の欧米化
  • 運動不足での肥満
  • 女性の社会進出によるストレス増加

戦後、日本は豊かになり、肉やアルコールの消費が増加しました。食生活が豊かになる一方、運動量は減少し、肥満者の割合は増加傾向にあります。

食生活も生活習慣も欧米に近づいています。

女性の社会進出で、ストレスを受ける場面が増えたということも見逃せない要因です。ストレスは痛風の最も大きな原因の1つです。

肉を多く食べ、肥満の多い欧米では、痛風患者における女性の割合は、なんと20%以上を占めると言われています。日本の10倍です。

生活スタイルの欧米化が進む日本においても、いずれ女性の痛風患者の割合が欧米並になっても不思議はありません。

痛風予防の参考として、こちらの記事も合わせてご覧下さい。
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